社員
紹介07
PEO
PLE
はざま酒造株式会社
製造部
2011年新卒採用
伊藤 彰洋
この一杯に、こだわりを込めて。
日本酒の新たな常識を広げていく。
「恵那山」を飲むまで、日本酒が苦手だった。
実は元々、日本酒があまり好きではありませんでした。20代の頃はお酒の味よりも量を重視していて、「とりあえず飲め飲め」といったような飲み方をしていました。居酒屋では定番の日本酒をたくさん飲んで、よく友人と酔い潰れていたんです。だから正直、日本酒に良いイメージがありませんでした。けれど、マルト水谷で営業員として働く中で、グループ会社であるはざま酒造の日本酒を試飲する機会があったんです。一口飲んで、「こんなに美味しい日本酒があるんだ」と驚きました。そこから、自分も酒造りに携わりたいと思うようになったんです。上司に話を聞くと、ちょうど人手を募集している、ということから「ぜひお願いします」と手を挙げて異動することができました。今では酒造りに関わるところをほぼ担っています。酒蔵が集まるイベントや店売りなども行なっているので、異動前の部署の経験が活かせている感覚もあります。
こだわることが、お客様のためになる。
だから手を抜けない。
酒造りというのは、作業自体は実は地味なんです。でも、そこにどれだけこだわるかで、品質が大きく変わっていく。だから一切、手を抜くことはできないし、そこに面白さがあると感じています。営業員として配達をしていた時は、目の前のお客様のために商品を届けたり、提案をしたりしていました。しかしはざま酒造は、すぐ目の前にお客様がいない分、お酒と向き合い、こだわることで、お客様に還元されていくんです。ただ意識しているのは、自分たちが追い求めている日本酒の味からブレないこと。市場調査や周囲から得られる意見を反映しようとしすぎてしまうと、自分たちが追い求めているお酒ではなくなってしまいます。胸を張って、自分たちが本当に美味しいと思えるお酒を造ることが、お客様への貢献につながっていくと考えています。
MMG PEOPLE
DAY of HARE
わたしが届けたハレの日
あくまで蔵元なので、飲食店さんの声を聞く機会はあまり多くありません。ただ、直接お会いしたお客様から声をいただくことがあります。例えば、「居酒屋で飲んで美味しかったから」と、わざわざイベントや岐阜の酒蔵に足を運んでくださる方もいらっしゃいます。反対に、「旅行で酒蔵に行った時、美味しかったので」とネットショップで買っていただけるような方もいます。自分が造ったお酒を飲んで「美味しい」と言っていただけたとき、この仕事をしていた良かったと心から思えます。
日本酒が好きになる。
私たちのお酒が、その一杯目でありたい。
日本酒の文化は、「辛いほうが美味しい」や「寝かせて熟成させる」という考え方がまだまだ主流としてあります。これは、飲む人たちの年齢層や、昔からの文化や価値観という側面が大きくあります。でも私たちはそうではなく、お酒が完成した時から劣化が始まってしまうと考えています。だからこそ、できる限り新鮮な日本酒を届けたい。MMGホールディングスを大きく成長させた「速達生」は、“鮮度”を価値に変えていますが、まさに同じようなこと。新鮮で、甘くて、美味しい。こうした今までにない日本酒の新しい常識をつくることで、もっと業界を盛り上げたいんです。この日本酒が一杯目となることで、日本酒自体が好きになる。かつて私自身が、「恵那山」を飲んで日本酒を好きになったように、私たちのお酒を通して、日本酒が好きになるきっかけを世の中に広げていきたいです。